日商簿記
日商簿記3級から開始し、
「社会常識としての財務知識」、
「職業能力としての経理知識」、
「個人としての金銭意識」
を学ぶことを目的としています。
2級では、資産運用で必要となる
「財務諸表の読み方」や、時代のテーマとなっている
「事業継承」「事業承継」に関しての税の知識の基本なども学ぶこととなります。
また、テキストには書いていない内容として、
「会社の作り方」、
「国税、地方税の仕組み」、
「各種公的保険の会計処理」、
「年末調整の仕組み」、
「損金、益金の考え方」についても、実務者として授業でお話ししています。
授業参加者の中には、
「起業」について意識を持たれる方もおられますし、
「毎日のニュースについての見方、考え方」が変わるような授業を行っています。
私どものトレーニングのイメージでは、パソコンの資格取得がある程度進んだ状態で、
座学の授業の始まりとして学んでいただくイメージです。
日商簿記3級合格段階で、ファイナンシャルプランニング技能士検定の学習に参加すると
より効果的、効率的なキャリア形成につながると考えています。
ちなみに・・・、
最近「銀行」に就職した身内から、経営についての質問を受けた内容があるのですが・・・、
「そちら(銀行の融資担当)の仕事のほうが、こんな小さな法人の経営よりもレベル高いから答えられることなんてないと思うよ」
と、どう考えても私なんかに経営に成功している企業のことがわかるはずがなかったので、あらかじめ断ったうえで質問を受けて・・・、
なぜ自分がそのまったくわからないはずの質問に「何を問われているのか」「どう考えればよいのか」など、
私なんかが答えられてるのか、自分で本当に不思議だったのですが・・・、
「なんかで、どえらく勉強させられた内容だったような・・・」って考えていたら・・・、
事業承継等においての手続きや節税対策など、日商簿記2級の商業分野で出題されている内容の実践形、発展形でした。
授業するために、無茶苦茶訳が分からない内容をなんとか自分なりに内容を理解してお話してきた内容が、
高いレベルの社会で具体的に使われているんだな、そう考えさせられました。
(うちの会社の未来に関しては、こんな発展的な方法論と知識は全くの無縁としか言いようがないのが、とても空しいのですが。)
試験合格を目指される方、試験に合格された方。
高いレベルの業界に自らを試しに行けば、学んだ知識、生かせる場面を実感できる可能性がある一例です。